株式会社テクノコントロール
昆虫相調査について

1.調査目的
本調査は工場内各所の昆虫相や、防虫を念頭に置いた設備・環境等の問題点を調査して、効果的な防虫対策を行う為の指針を作成することを目的として行います。
本調査で以下のことが分かります。

  • 工場内各所の昆虫発生源・侵入ルートが推定できます。
  • 工場内汚染昆虫の発生源・侵入ルートが推定できます。
  • 昆虫相と合わせて工場内問題点を調査することにより、
    最も効果的な防虫対策の選択が出来ます。
  • 昆虫相発生状況の数値化により、管理目標値を設定して
    防虫対策の効果を検討することが出来ます。

2.調査方法
調査は、まず主に次の2種類のトラップを使用して
昆虫を捕獲します。
種類 設置場所 捕獲対象
粘着トラップ 床面 主に歩行性昆虫や飛翔力の弱い昆虫
低所または床面に止まる飛翔性昆虫
リボントラップ 出入口付近 比較的高所に止まる飛翔性昆虫

トラップ回収後同定・集計を行い、捕虫指数(1トラップ1日に捕まった数)、優占種、汚染経路別%(どの侵入ルートの虫がどのくらいの割合を占めるか)、工場内汚染度(虫汚染区域の割合)を工場内・各ブロック別に数値で示します。
また、調査時に分かった工場内問題点を指摘すると共に、数値と照らし合わせて汚染原因と改善策を提案いたします。以上の事項に汚染昆虫優占種の主な特徴・生態と、工場内昆虫分布図を添付した報告書を作成し、提出します。

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